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腹筋500回=スクワット15回 [スクワット情報]

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普通、体脂肪は全身同時にまんべんなく減ります。逆に増えるときも全身で増えます。動かしている部位の脂肪だけが落ちるかどうか(部分やせ)は専門家でも意見が分かれるところ。生半可な腹筋運動では、腹の脂肪だけを目立って落とすのは無理です。腹筋運動で鍛えられる腹直筋などのお腹周辺の筋肉群は、決して大きくて筋量の多い筋肉ではありません。

腹筋自体は小さな筋肉なので、がんばって鍛えて3割増にしても、全身の筋肉総量に比べたら微増です。何度使っても消費カロリーへの影響は少なく、基礎代謝はほとんど増えません。腹筋運動は分が悪いのです。筋トレするなら、筋量の多い筋肉群を鍛えるトレーニングこそが「直接のエネルギー消費」にも「筋肉量を増やして代謝を増す」にもふさわしいと言えます。

では、基礎代謝を増やしてやせるために効果的な筋トレは何でしょうか?

身体にはもっと大きな筋肉群があります。それは、下半身、特に臀部(でんぶ)から太ももにかけての筋肉群です。体重を支えてしゃがんだり立ち上がる動作を繰り返すと、大臀筋、大腿四頭筋、ハムストリングスといった「大物」の筋肉をはじめ、下半身じゅうの大小の筋肉群が総動員されます。当然、消費エネルギーも大きいです。下半身の筋肉群を鍛えて3割増できれば、基礎代謝にも大きく影響します。

同じ筋肉量を増やすためにスクワットなら15回ですむのに、腹筋なんと500回。「腹筋500回=スクワット15回」なのです。

つまり、やせる筋トレにはスクワットこそがふさわしいんです。これは意外に感じられるかもしれません。「自宅での筋トレで、スクワットなんて軽々できるし、たいして疲れないし...。腕立て伏せ、腹筋運動の方がハードに疲れてトレーニングした気になるし、いかにもやせそうじゃないか」と。

冷静に考えると、脚・腰は自分の体重を支えて上下させても疲れ知らずな強い筋肉なのです。同じ負担が上半身にできるでしょうか? 体重と同等のバーベルをベンチプレスできる人は、相当のアスリートです(ちなみに私は倒立腕立て伏せ2回が限界です...)。

上半身や腹筋が疲れ切るほどのトレーニングをして鍛え上げても、消費カロリー量も基礎代謝増も期待できません。元々強い下半身をさらに鍛えるのが、やせやすい身体作りにはいちばん効率的なのです。

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