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ムチンの食品 [ムチン情報]

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納豆やヤマイモ、オクラやモロヘイヤなどに代表される「ネバネバ食品」ですが、これらを食べることで免疫力を効果的にアップすることができます。ネバネバ食品の粘り気の元は、「ムチン」という糖たんぱく質です。

このムチンは鼻や喉などの呼吸器官、胃や腸などの消化器官を覆う粘膜の主成分となっています。特に、食べ物を消化する胃は胃酸から自分自身を守るため、厚い胃壁の粘膜でガードを固めています。

ムチンは胃壁を保護し、胃炎や胃潰瘍を予防してくれます。胃で十分に食べ物が消化されると、腸で栄養素が無駄なく吸収され、結果的に免疫力を高めてくれます。

腸にもムチンの粘膜がありますから、ネバネバ食品を食べることは消化器官を丈夫にし、食べ物の消化吸収を助けて健康な体作りに役立ちます。また、ムチンは呼吸器官の粘膜にも働きかけて、それらを強化してくれます。

呼吸器官の粘膜が丈夫になると、空気中を漂う細菌やウイルスが呼吸と同時に入ってきても、粘膜でガードされて体内深くまで侵入することができません。血液中の免疫細胞である白血球やリンパ球が出るまでもなく、病原体は粘膜で追い払われて、病気にかかることのない抵抗力が身に付きます。

また、ムチンには肝臓や腎臓の機能を活性化させる働きもあり、有毒物質を分解、排出するのに効果的です。

唾液腺を刺激して食欲を増進させ、たっぷり栄養を取ることができるようにもなり、さらに便秘の予防と解消にも高い効果を発揮します。身近なネバネバ食品としてはやはり納豆、ヤマイモ、サトイモ、レンコン、なめこ、昆布などが有名です。

このうち、ヤマイモはすりおろしてとろろとして食べることが多いのですが、ムチンはすりおろすと破壊されてしまいます。ヤマイモは細い千切りにして食べるのがおすすめです。ネバネバが苦手な人もいるでしょうが、免疫力を上げて秒に掛かりにくい体を作るため、できれば子供の頃から好き嫌いなく食べる習慣を身に付けたいものです。

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