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ぬか漬け [糠漬け]

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ぬか漬けは栄養の宝庫。

 生の野菜の10倍にアップします。
 ぬか漬けには、ビタミンAやB 群、カルシウムや鉄、たんぱく質、食物繊維など
 さまざまな栄養素が豊富に含まれています。
 その量は生の野菜の10倍になるものも!
 まさに栄養がいっぱい詰まった宝庫。
 あらゆる食材の中でも、トップクラスの栄養価を誇ります。

*ぬかはバランス栄養食

「ぬか」は、玄 米から白米に精米するときに取り除かれる胚芽や表皮の部分で、そ こには米のビタミン、ミネラルの およそ95%が含まれています。この「ぬ か」を発酵させて作る「ぬか床」には、た んぱく質、脂質、食物繊維、ビタミンA、B1、B2、B6、E、ナイアシン、カ ルシウム、リン、鉄な どの栄養素がいっぱい。唯 一含まれないビタミンCも、 ぬか漬けにする野菜から摂取できます。つまりぬか漬けは、一品でほとんどの栄養素がまんべんなく摂れる、バランス栄養食なのです。

*ぬか漬けはビタミンを増やす!

ぬか漬けにすると、生の野菜よりも栄養価が高くなりま す。これは、ぬか漬けにすることで野菜の水分が抜けた分、ビタミンや食物繊維、カルシウムなどの栄養素が凝縮し、同時に 「ぬか」に豊富に含まれるビタミンやミネラルが、野菜にぐんぐん染み込むから。とくに「ぬか」に多く含まれるビタミンB1の含有量は、生野菜よりも3~ 10倍もアップ! 野菜を食べやすくするために 加熱調理すると、ビタミン類の含有量は低下しますが、ぬか漬けにすれば、よ り栄養価が高まるというわけです。

*貴重な酵素の供給源

「ぬ か床」には「酵素」が豊富に含まれています。酵 素とは体内の代謝を促す物質で、食べ物の消化吸収をはじめ、新陳代謝を助けたり、老廃物を排出したり、免疫力や自然治癒力を高めるなど、さまざまな生命活 動に関わっています。いくら栄養を摂っても、酵素がなければメリットは半減。きちんと分解されず、体内で十分に生かされないばかりか、むしろ未消化の食べ 物が血液をドロドロにする一因にも。また酵素不足は、免疫力や新陳代謝の働きを弱めて、病気にかかりやすくなります。酵素は熱に弱く、50度程度で変成し てしまうのが欠点。その点、加熱することなく食べられるぬか漬けなら、酵素がたっぷり摂れるわけです。とくに、温かいものを食べることの多い冬は、ぬか漬 けで酵素を補いたいものです。

*乳酸菌や酵母がたっぷり

ぬか床の発酵を促すのは、乳酸菌や酵母などの微生物たち。微生物が、ぬかのでんぷんやたんぱく質を分解することで、ぬか床や野菜が発酵 し、浸 透圧によって水分を放出した野菜に、ぬか床に含まれるビタミンやミネラルが吸収されるのです。
ぬ か床の微生物の代表である酵 母は、医 薬品として利用されているものもあるほど、体 にとって欠かせない多くの酵素を含む菌類です。ビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素も含まれ、酵素とともに代謝活動を活発にする作用があります。酵母がアルコール発酵をすることでエステルという成分を生成し、ぬか漬けの風 味を高めます。
一 方の乳 酸菌は、腸内環境を整える善玉菌の代表。悪 玉菌を撃退して、 便 秘や下痢の改善、食中毒の予防、血 中コレステロールの上昇や高血圧の抑制などに効果があるといわれます。最 近では、ガンの発生抑制やア レルギー疾患の予防にも効果があることが発見されています。 乳酸発酵をすることで生成される乳酸やアミノ酸が、ぬか漬けに酸味や旨味を与 えます。ま た、乳酸を始めとする有機酸類は、食 品のpHを酸性に保ち、悪臭や腐 敗をもたらす有害な微生物の繁殖を抑えて、ぬか床やぬか漬けの長期保存を可能にしているのです。

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