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腸内細菌の代表 [腸内細菌情報]

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腸内に1000兆もの細菌がいるなんて。。。

 「善玉菌」の代表選手としては、ビフィズス菌、乳酸菌が有名ですね。腸内にいる数では、ビフィズス菌が乳酸菌の約1千倍多く、ビフィズス菌は酸素があると生きられませんが、乳酸菌は生きられる、という違いがあります。

「ビフィズス菌」「乳酸菌」といっても、それぞれ1種類づつ、ではないんですよね。

 たとえば乳酸菌には279菌種あるのが分かっています。市販ヨーグルトのパッケージに、もし「カゼイ・シロタ株」と書いてあったら、それは乳酸菌のなかの「ラクトバチルス属」のなかの「カゼイ菌」という菌種の、そのまた一つ「シロタ株」、というわけです。

では、悪玉菌には、どんなのがありますか。

 クロストリジウム属のウェルシュ菌が代表選手ですね。腸内にある食べカスを腐敗させて、硫化水素やアンモニアなどの腐敗物質を生み、ガスや悪臭のもととなる物質を作りだします。一部は食中毒の原因にもなります。黄色ブドウ球菌も有名ですね。皮膚などにも生育していて、感染症の原因になります。

最近「プロバイオティクス」と聞きますが、あれは何ですか。

 プロバイオティクスとは、人体に有益な生きた微生物、という意味ですが、最近は「善玉菌を増やす食品」の総称として使われることが多くなりました。先ほどのシロタ株もプロバイオティクスに利用されますね。私達が口から摂取しても胃酸で死滅することなく腸まで生きて届くからです。細菌は皆、個性を持っているのです。

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