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納豆の抗動脈硬化作用 [納豆情報]

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金澤武道助教授(弘前大学医学部)は、動脈硬化形成に重要なLDL(低密度リポタンパク質)の変化は、LDLの過酸化と分子サイズの増大であることを示しました。
そこでヒト血管病の予防における大豆タンパク質の役割を調べるため、大豆タンパク質の投与が動脈硬化の形成と関係の深いLDLの過酸化並びに大分子LDLの産生を抑制するかどうかを検討しました。
その結果ヒトにおいて過酸化LDLと大分子LDLが動脈血管に対して障害的に作用すること、また大豆タンパク質がLDLの過酸化及び大分子化を抑制することを確認しました。
この結果から大豆タンパク質は、心血管病の予防ならびに血管傷害の予防に優れた食物であることが示されました。

良質のタンパク質が35%、脂肪分20%を含む栄養満点の大豆。
しかし、その大豆も生のままでは組織が固く、消化されにくいという欠点がありました。納豆は、この大豆の欠点を納豆菌による酵素分解の働きによって解消したうえ、タンパク質や炭水化物、脂肪分などといった栄養そのままに、独特の風味をもつ消化吸収の良い、優れた食品として仕上げられたものです。

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